3 日前あれのその後、ブログ11月号に追記先日更新したブログの後半にこんなことを書きました。 2024年1月にイスラエルのダンスカンパニーであるバットシェバ舞踊団が来日するらしい。本当に素晴らしいカンパニーだが、今は観る気にはなれない。観ていいものではないという忌避感がある。なぜならイスラエル大使館が後援に入ってい...
11月29日あの時のあれとこれからのあれ6年前に観たダンス作品が、新しい衝撃を引き連れて、記憶の奥のほうから飛び出してきた。イギリスを拠点に活動するカンパニーの作品だったんだが、あのダンス、あのシーンは、今パレスチナで起こっていることを表していたんだと。現在進行形で現実に起きている悲劇を、私はあの時のダンス公演で...
10月27日Happier than ever怒りや違和感についてのトピックが多いこのブログ。 小学3年生の調理実習で、同じ班の女子から好きな男子第3位にランクインしていると聞いた時は、身体が素直に喜んだ。それを聞いた直後、喜びと興奮で教室をぐるっと1周走った。これはもしかしたらダンスになるかも。人間は嬉しすぎると走る...
9月29日父りんちょ踊りんちょ今日は、2種の「私」について書く。 父親とダンサーという、2種の「私」。 私が父親である時、ダンサーであることを忘れずにいようとする私がいて、反対に、私がダンサーである時、父親であることを無視せずにいようとする私がいる。そのおかげで、互いが互いを潰しあわず、無用なストレスを...
8月31日1999年8月に新宿の天ぷら屋にいたおっさんたちこの季節の私のイメージは、夏休みと敗戦。甲子園なんかも風物詩だが、私には試合を中断して行われる黙祷の方が印象深く、結局は戦争にイメージが結びつく。甲子園で鳴るサイレンに、私は空襲警報を重ねる。 高校1年生の8月だったか、新宿のスペース・ゼロという劇場で公演する機会があった。...
8月3日抵抗する尻子どもと生活していると、いろんな番組を観る。 covid-19の緊急事態宣言発令下、無観客のNHKホールで、テレビの前の子どもたちに向かって「いつも側にいるよ!」と語りかけていたワンワンに感動したこともあった。 子どもの頃に観たディズニー映画もひと通り観直した。加えて、大人...
6月30日I love B今月のブログは、The Beatlesを聴きながら書いている。 中学の頃、軟式テニスの幽霊部員だった私は、学校が終わると直帰して昼寝ばかりしていた。昼寝が好きだったわけじゃなく、クソつまらない中学生活から逃げたかった。控えめに言ったとしてもクソがつくほどにつまらない生活から...