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  • 井上大辅

いただきましょう

更新日:2月20日

レストランで、メニューや壁に貼ってある季節のオススメ料理を吟味して注文し、お酒を飲みながら、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、器や盛り付けを楽しみながら食べるのが好きだ。


そんな外食の不変的な楽しみを今は気軽に味わえない。食後に洗い物をしないでいいというのも、外食の大事な要素だったと気づく。


こういう時世では、テイクアウトとデリバリーの存在が有り難い。レストランで食べる楽しみを100%満たしてくれるわけではないけれど、いろんなお店のテイクアウトにチャレンジできるようになった。家の食卓が日替わりでセミ中華料理屋、セミイタリアン、セミKFCになったりする。


ある日はフェミニズムについて話をしながら、

ある日はcovid-19の話をしながら、

ある日はzoomで友人と談笑しながら、

ある日は翌日の予定を整理しながら、

ある日はバラエティや歌舞伎を見ながら、

ある日は私自身の凝り固まった思考を解きながら、

毎日同じテーブルと同じ椅子で同じ顔ぶれで食べる食卓。


だけど、1度も同じであったことがない、食卓。


食卓での楽しみにヴァリエーションを持たせてくれるテイクアウトやデリバリー、創意工夫してくれる飲食店と運んでくれる人たち、いつも美味しい食事を作ってくれるパートナー、そして新たに導入された我が家の食洗機に深い感謝。

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