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  • 執筆者の写真井上大辅

書きづらいことを書くトレーニング

今日は書きづらいことを書こう。

なぜ書きづらいのかと言うと、恥ずかしいから。

筋トレしてるなんて言うのは恥ずかしいよ。


世間では筋トレが流行っているようだが、私は流行りとしてではなく、必要に迫られて始めた感じが強い。コロナ禍で上演機会がなくなってしまったから。

コロナ感染のリスクを負ってまで舞台にしがみつきたくはない。でもダンスにはしがみついていたい。コロナ禍を、上演なしダンサーとして過ごしていく為に必要なこととして、筋トレを始めた。


ダンスに出会った学生の頃を思い出す。

あの頃、ダンスの授業をほとんど受講して、聴講もして、放課後はダンス公演のリハーサルもして、レッスンにも行ったりして、1日の大半をダンスに費やしていた。ダンスに触れること自体がトレーニングであって、それが筋トレにも繋がっているという認識でいた。


卒業してからも、私の生活はダンスとバイトだけで構成されていた。学生時代と同様に、筋トレだけに集中するという時間はなかった。


私にはダンス自体をトレーニングとして捉えようとする傾向があったが、それは身体のトレーニングだけでなく、思考のトレーニングでもあるからであって、「筋トレ」はダンス自体とは似て非なるものだということが今なら分かる。


踊りの哲学、美学、方法論。表現に向き合うためのトレーニングは生涯をかけてやり続けなければならない。それに加えて、今になって始めた筋トレが、身体の基礎能力のアップや怪我の予防につながり、その備えが私の表現の幅をより一層膨らませてくれるはず。


私の踊りの先生の言葉を借りれば「本番はご褒美」。

上演のためにダンスがあるのではない。私にとっては生きることを楽しくするためのものがダンスなのだ。ダンスにしがみつくことは、生にしがみつくこと。

日々トレーニングを重ねることで、本番という褒美が、どこからともなく私に与えられる時がくる、と期待している。


という、極めて当たり前のことを書くのは、とても恥ずかしい。

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